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2008年4月

ウェリントンについて(5・国立博物館 Te Papa)

昨日の記事の超巨大イカの解剖は、国立博物館・Te Papa Tongarewaで行われます。

この Te Papa は、近代的なデザインと、マルチメディアを駆使し、訪問者が直接手を触れて体験しながら見学・学習できるアプローチで、伝統的な展示中心主義の他の主要都市の博物館とはまったく異なった新世紀の博物館です。

入館は無料で、特別展の入場には、別に入場券の購入が必要です。ウェリントンへいらっしゃる機会がありましたら、ぜひお立ち寄りを。

Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa, Wellington, NZ - Te Papa at dusk

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超巨大イカの秘密(NZ・今週の話題)

今週、ニュージーランドで話題になっているのが、ウェリントンの国立博物館(Te Papa Tongarewa)が行っている、巨大イカ標本の解凍・調査解剖作業です。Te Papaは、ニュージーランド近海で捕獲された、巨大イカ・超巨大イカの標本を、冷凍保存で、保管しているのですが、今回、これらを解かして、じっくり調べよう、しかも、その様子をインターネットのビデオストリームで公開しよう、というのです。

Museum of New Zealand Te Papa Tongarewa, Wellington, NZ - How it was caught

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戦争の悲劇(NZ・今日の話題)

今日は、ニュージーランド・オーストラリアでは、オーストラリア・ニュージーランド陸軍部隊(ANZAC)が、第一次大戦中、ガリポリ半島の攻防戦で払った犠牲を記念追悼する、ANZACの日です。第一次世界大戦で戦った兵士たちばかりではなく、第二次大戦・朝鮮戦争・ベトナム戦争それに近年の国連平和維持部隊の一員として任務に付いた兵士たちの、犠牲と貢献に感謝し、戦争の悲劇とその無意味さに思いをはせる日でもあります。

こちらに来てしばらくは、ANZACの日は、日本人の私には関係ない、ただの休日、と思っていたのですが、12年前だったでしょうか、当時、地域の合唱団に属し、声楽に興味があった私は、「ANZACの声楽と朗読の夕べ」という催しがSt Andrew's On Terrace教会の聖堂であると聞き、音楽のほうに惹かれて出かけていきました。

音楽のことはほとんど覚えていませんが、朗読のほうは今でもよく覚えています。第一字大戦に従軍し、ベルギーの寒村パッシェンデール(Passchendaele)攻略作戦に参加した兵士の日記の朗読でした。淡々とした文章の朗読から、塹壕線の惨めさ、戦闘の残酷さ、戦争の空しさが沁みるように伝わってきました。(このパッシェンデールの攻防戦では双方、特に連合国側に多大な死傷者を出し、特に10月12日の戦闘では、無謀な攻撃命令のもと1日で900人近いKIWIが戦死。ニュージーランドの歴史上最大の戦死者を出した日となりました。)

このとき以来、NZ人たちのANZACの歴史をはじめとした戦争の犠牲に対する想いに、もっと敬意を払わなくてはと感じるようになりました。ニュージーランドは日本やアメリカのように民間人大量殺戮という戦争犯罪の加害者になったこともなければ、日本やイギリス、ヨーロッパ諸国のように空襲を受けたり、戦場になって国土が瓦礫の山に化した経験もありません。そんな「罪のない」ニュージーランドだからこそ、逆に戦争を美化することなしに、兵士たちの勇敢な自己犠牲に感謝し、若い命の損失を惜しみ、戦争の空しさ・無意味さを認識しながら追悼することができるのだと思います。

They shall grow not old, as we that are left grow old;

Age shall not weary them, nor the years condemn.

At the going down of the sun and in the morning

We will remember them.

(The Ode, from "For the Fallen" by Laurence Binyon)


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海峡横断新記録(ウェリントン今月のニュース)

ニュージーランドは南太平洋の島国で、主な島は北島・南島と呼ばれていることは、皆さんご存知でしょう。この、南北二つの島の間の海がクック海峡(Cook Strait)です。

このクック海峡遠泳横断記録が、ウェリントンの隣のロウア・ハット市の若者、ケイスィー・グローヴァーさんによって書き換えられました。ウェリントン西海岸のオハウ岬から南島北端のペラノ岬まで、26キロを4時間37分で泳ぎきりました。それまでの記録は、南から北へが5時間4分、北から南へが6時間49分ですから、驚くべき新記録といえます。(ちなみに最長時間は19時間44分!だそうです)

クック海峡は潮流など自然条件の変化により、水泳条件がとても厳しくなるところだだそうで、今回は好条件に恵まれたそうです。これまで59人の方が、往復も含めて69回の遠泳横断を成し遂げており、最年少は11歳(!)最高齢は52歳だそうです。 

詳しくはこちら(Dominion Post誌:英語記事)をどうぞ。

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街角リサイクル始まる

ニュージーランドでは、日本のように自動販売機が街角に乱立する光景は不在ですが、逆に、使用済みのビン・缶などをぽんと入れることの出来るリサイクル容器も見られませんでした。飲み終わった容器は、家に持ち帰って家庭ごみリサイクル回収に出さなければならず、面倒くさいので、ポイ捨てが横行していました。

そこで、このたび、ウェリントンを始め主要都市では、街角リサイクル回収容器を市の中心部に設置することになりました。材料ごとに細かい分別が必要な日本とは違い、ガラスビン・プラスチックビン(日本で言うPETボトル)・冠類をまとめて扱います。

Rubbish & Recycling - Recycling - Wellington - New Zealand

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季節を跳び越えて

更新が途絶えていた三月ほどの間、季節は夏から初冬に変わり、今日は外の気温10度、南極に近い南島南部では、丘陵地帯に初雪の予報も出ています。この三ヶ月間に、NZ社会にも、私の身の回りでも、いろいろ考えさせられる出来事がありました。

エドモンド・ヒラリー卿の逝去と、それに伴う一連の出来事は、私個人にとっても重大な関心事でした。国葬の様子など、リアルタイムでブログの記事にすることは出来たし、それをすればアクセスが急増したとも思いますが、やはり出来ませんでしたね。

他にもいろいろあったのですが、それはさておき、ようやくブログに復帰する気になってきましたので、気が変わらないうちに、一つ書いておくことにしました。

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